例大祭であいさつする竹村院長

 全国でも珍しい「腎臓の神様」を祭る鹿沼市貝島町の蚕豆(そらまめ)神社で1日、例大祭が行われ、約80人が患者や家族らの安寧などを祈願した。

 竹村内科腎クリニック(同市西茂呂4丁目)の竹村克己(たけむらかつみ)院長(65)が2020年11月に創建。透析治療に重要な水をつかさどる「罔象女神(みづはのめのかみ)」を腎臓・透析の女神として祭る。

 同市上石川の根裂(ねさく)神社の永田弘幸(ながたひろゆき)宮司(61)が祝詞を上げ、玉串をささげた。竹村院長は「患者や家族のサポーターとして頑張りたい」と話した。