委嘱状を受け取った本年度の「いちご王国」アンバサダー=2日午前、栃木市

 県は2日、「いちご王国・栃木」の魅力を県内外に発信する本年度の「『いちご王国』アンバサダー」を15人に委嘱し、栃木市大塚町の県農業総合研究センターいちご研究所で委嘱式を行った。

 アンバサダーは県産イチゴの発展や本県のブランド価値向上を目的に、県民や消費者を巻き込んだプロモーション活動として2021年度に始まった。交流サイト(SNS)などを使った情報発信を行う。

 本年度は県内外に住む農家や大学生、ラジオパーソナリティーなど、昨年度から継続して活動する9人と新人6人が任命された。

 委嘱式ではそれぞれが委嘱状を受け取り、意気込みを述べた。また同研究所のほ場を見学したり、小山市の観光農園でイチゴ狩りを行ったりした。

 初めてアンバサダーとなった宇都宮大地域デザイン科学部1年白岩大夢(しらいわだいむ)さん(18)は「大学でまちづくりの勉強をしており、大好きなイチゴと栃木の魅力を発信し、地域活性化につなげたい」と話した。