さくら市のアパートで2019年、妻と妻の妹と共謀し知人女性を監禁、暴行し死亡させ、遺体を宮城県内の山林に遺棄したとして、傷害致死などの罪に問われた同県塩釜市生まれ、住所不定、無職の男被告(38)の控訴審初公判が3日、東京高裁(石井俊和(いしいとしかず)裁判長)で開かれた。弁護側は、懲役20年を言い渡した一審宇都宮地裁の裁判員裁判判決で有罪となった四つの罪のうち傷害致死罪への関与を否定。検察側は控訴棄却を求め、即日結審した。判決は19日。