トラック運転手の残業規制の強化で物流が滞る「2024年問題」が懸念される中、県内でも鉄道輸送への関心が高まっている。貨物駅として全国5位の取扱量を誇る宇都宮貨物ターミナル駅(上三川町多功)では本年度に入り、一部方面で積載率が向上するなど輸送手段の移行の動きがみられる。11月には国土交通省の実証事業として同駅と横浜港間の海上コンテナ輸送が始まるなど、物流体制の強化に向けた取り組みも始まった。
JR貨物は本県に同駅のほか、矢板市にコンテナの取り扱いが可能な矢板オフレールステーションを有するが、23年度までは鉄道輸送への切り替えの動きは鈍かったという。
しかし本年度に入り、
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