下野新聞社公認Vチューバー(バーチャルユーチューバー)の栃宮(とちみや)るりはが10日、デビュー1周年を迎えた。ユーチューブでの配信やイベントへの出演などを通して本県の魅力発信に奮闘。活動2年目はより多くの人に「幸せ」を届けるため、さらなる飛躍を誓う。
地域を盛り上げるとともに、UターンやIターンで県内に根付く若者世代を増やそうと、ユーチューブやX(旧ツイッター)を中心にPRに取り組んでいる。
ユーチューブでは本県のお薦めスポットや食べ物の紹介のほか、歌唱やゲーム実況などさまざまなジャンルの配信に精力的に取り組んでいる。「雑談配信で楽しい時間を共有したり、歌が上手になったと褒めてもらったり。一つ一つの配信全てが思い出になっています」と語る。
難易度の高いアクションゲームに挑むと「少し口が悪くなっちゃうこともある」と恥ずかしそうに笑いながらも、誰が見ても分かりやすいような言葉遣いを心がけているという。
「この1年は初めてのことに挑戦する年だった」と振り返るように、イベントやテレビへの出演も経験。ファンが来県するきっかけにもなっており、「今後も積極的に出られたらうれしい」と意欲的だ。
活動開始当初は1年でユーチューブの登録者数7777人を目指していたが、11月には目標を上回る2万人を達成した。「ファンの方々は家族みたいな大切で身近な存在」と語り、次は「栃宮だけに3万8千人かな」と笑顔を見せた。
長いようであっという間だった1年。「今後も変わらず自分のペースで、ビッグバードになれるように頑張ります!」と決意を新たにした。

■どっとこちゃんとクイズ対決?!
下野新聞社公認Vチューバーの栃宮るりはが配信活動を始めて1年。栃木や下野新聞をより詳しくなったかな? どっとこちゃんが挑戦状を送りました。
-るりはちゃん、1周年おめでとう! 早速だけど、問題を出すよ。
「ありがとう。答えられなかったら、どっとこちゃんに怒られちゃう!」
-それでは第1問。栃木市や足利市の焼きそばには珍しい食材が入っていますが、それは何でしょう。
「ジャガイモ!」
-大正解です。
「実は焼きそばはジャガイモが入っている方が好きで、自分で作る時も入れてるよ」
-第2問。鹿沼市にあるシウマイ像について配信でも話していたよね。ではなぜ鹿沼は「シウマイのまち」なのでしょうか。
「えーっと…。崎陽軒の初代社長さんが鹿沼出身じゃなかったでしょうか?」
-ピンポーン。さすがだね!
「配信で話す時には間違いがあったら大変なので、自分で下調べをしています。下野新聞デジタルではイベントや新商品、開店情報をチェックしているよ」
-では最後に、どっとこについての問題だよ。どっとこの身長はイチゴ何個分でしょう?
「待って! いくつだろう…。うーん3個!」
-残念。15個分だよ。
「るりの体重と同じ個数だ! でもリサーチ不足だったな」
-でもイチゴ15個っていうつながりがあるのは、どっとこも初めて知ったよ。意外な共通点があってびっくり! これからも仲良く栃木や下野新聞をアピールしていこうね。
(大貫茉伊子)