料理教室を開催し、アレルギーについて啓発する大森代表(中央)

市内の図書館で行っている巡回展示

料理教室を開催し、アレルギーについて啓発する大森代表(中央) 市内の図書館で行っている巡回展示

 【栃木】アレルギーがある子どもの家族でつくる「とちぎアレルギーの会」は、食物アレルギー疾患者に対する理解を深めてもらおうと県内で啓発活動を続け5年になる。保護者らの日常生活や災害時における悩みに寄り添い、必要な情報や対応について共有できる場を提供している。同会の大森敦子(おおもりあつこ)代表(41)は「アレルギーがある人もない人も互いを尊重し、安心して暮らせる地域づくりをしていきたい」と話す。