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 クリスマスにちなんだ仮装で子どもの貧困撲滅を訴えるチャリティーイベント「サンタdeラン&クリーン&パレード」が15日、宇都宮市江野町のオリオンスクエアで開かれた。

サンタクロースやトナカイ姿で子どもの貧困撲滅などを訴えてパレードする参加者ら=15日午前11時25分、宇都宮市曲師町
サンタクロースやトナカイ姿で子どもの貧困撲滅などを訴えてパレードする参加者ら=15日午前11時25分、宇都宮市曲師町

 同実行委員会ととちぎコミュニティ基金が主催。9回目となる今回は、ボランティアを含め約300人が参加した。

 サンタクロースやトナカイなどに扮(ふん)した参加者が、「ランチ1食分で子どもの貧困がなくなる」などと書いたプラカードを掲げてオリオン通り周辺をパレード。オリオンスクエア周辺を走る「ラン」や清掃活動も実施し、支援を訴えた。

 参加費や寄付金は子育て支援に関わる県内17団体に寄付される。ボタンティアスタッフの大学生リーダー南谷珠安(みなみたにじゅあん)さん(18)は「貧困を身近な問題として捉えるきっかけにしてもらいたい」と話した。