
JAしもつけは、農業体験や講座などを通じJAが地域の拠点となることを目指し、「くらしの活動」として組合員や地域住民にさまざまな体験を提供しています。 毎年、管内の3 歳から小学生までの子どもとその親を対象に募集・実施しているのが、年4回の食農体験講座「あぐり親子うきうきクラブ」。5月の開講式では、サツマイモ苗の定植と観光イチゴ園でのイチゴ狩りが行われ、一般参加の親子27組71人が土に親しんだほか、甘いイチゴを満喫しました。8月はバス旅行で山梨県でのブドウ狩り、10月には春に植えたサツマイモの収穫と続き、12月の閉講式では、管内産のイチゴをふんだんに使ったクリスマスデコレーションケーキを作り、参加者らが笑顔で自宅に持ち帰りました。旅行費用も含めた会費が大人2 千円、子ども千円という安さもあり、リピーターが多いのが特徴です。

20歳以上の女性を対象に仲間づくりや生きがいの場を提供する「女性大学」(シモンちゃんセミナー)も人気です。現在、会員は80代までの47人で、2026年1月までの2年間で全10回の講座を予定。インテリアにぴったりの苔テラリウム作りや寄せ植え、手芸、みそ仕込みなど盛りだくさんのプログラムが組まれています。

11月16日にみかも山公園で行われたウオーキング大会では、小学生から80 代までの男女86人が参加。3㌔や7㌔のコースを歩き、爽やかな一日を過ごしました。

くらしの活動を担当する同JA営農企画課の田村江子係長は「これからも地域の方に喜ばれる企画を提供します」と張り切っています。 お問い合わせはJAしもつけ営農企画課☎0282・20・8828。