新年に向け、正月の玄関先などに飾る門松作りが宇都宮市泉町の「池田竹店」で最盛期を迎えている。

最盛期を迎えた門松作り=宇都宮市泉町
市内の竹林農場から仕入れた孟宗竹(もうそうちく)を使って、1・05メートルから2・1メートルまでの高さが異なる6種類を製造する。今月上旬から作り始め、1日7~8対のペースで、26日ごろまでに計約160対を完成させる予定。
16日は従業員12人が作業に従事。竹を切りそろえてコンクリートの台座に固定し、わらを縄で巻き付けた後、松の枝や水引を飾って完成させていた。
同社の池田昌可(いけだまさよし)社長(70)は「縁起物の門松を飾ってもらい、幸多い年になってほしい」と話していた。
(文・河野光吉、写真・森田大地)