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 栃木県小山市粟宮の「ベルフーズサービス」小山キッチンで、正月のおせち作りが最盛期を迎えている。

重箱に詰められた色とりどりのおせち料理=17日午後0時15分、小山市粟宮
重箱に詰められた色とりどりのおせち料理=17日午後0時15分、小山市粟宮

 同社は冠婚葬祭の料理製造販売などを手がける。おせちは今月下旬までに約6万3千セットを作り、出来たてをマイナス15度に急速冷凍している。

 17日は従業員約30人が3段重の和洋おせち約300セットを製造。だて巻きやかまぼこ、数の子、サーモン、ローストビーフなど53種類の色鮮やかな具材を丁寧に重箱へ詰め込んだ。おせちは百貨店などを通して順次、各家庭へ届けられる。

 同社営業部の若山純平(わかやまじゅんぺい)さん(50)は「おせちは年の初めに食べる縁起物。重箱を開けた瞬間から華やかな気持ちになってもらいたい」と話した。