能登への出発を前に気勢を上げる飛行船のスタッフたち

 【鹿沼】元日の能登半島地震発生から1年となるのを前に、白桑田の中古農機具販売「飛行船」は28日に現地入りし、自社農場で育てた野菜などの支援物資を被災地の石川県輪島市の仮設住宅などに届けた。1月からワゴン車に物資を満載し運んでいる「支援便」の第6便。現地から戻った桶田博信(おけだひろのぶ)専務(46)は「復興のスピードは十人十色」と、寄り添いながら支援を継続する必要性を強調した。