本県アマチュアゴルフの最高峰、県知事盃争奪ゴルフ競技大会は今年、60回目を迎える。県内で誰が一番強いか決めよう-。県内の腕自慢が集まって企画した大会は、高度経済成長期まっただ中の1964年東京オリンピックからわずか2年後、66年に始まった。

 60年の歴史はトピックスの宝庫だ。

 後に青木功(あおきいさお)、尾崎将司(おざきまさし)と「AON時代」を築いた中嶋常幸(なかじまつねゆき)(群馬)が高校生で一般男子の部ぶっちぎり優勝、後に日本女子アマを制し6年連続でナショナルチーム入りした渡辺恵子(わたなべけいこ)(埼玉)の一般女子の部2度の2連覇など、枚挙にいとまがない。