優勝を喜ぶXD

優勝を喜ぶDREAM☆GIRLS

優勝を喜ぶXD 優勝を喜ぶDREAM☆GIRLS

 【那須塩原】上大塚新田のダンススクール「ドリームトレジャーダンススタジオ」のグループ「XD」と「DREAM☆GIRLS(ドリームガールズ)」はこのほど、名古屋市で行われたK-POPダンスの国内最大規模の大会「DreamGate(ドリームゲート)」で優勝に輝いた。前回大会は準優勝だったXDの友吉心愛(ともよしここあ)さん(23)は「やり遂げたという安堵(あんど)感があった」と喜んだ。

 同大会はダンスの振り付けなどを手がける「CHOREOSITY(コレオシティ)」(埼玉県)が主催するK-POP限定のダンス大会。3部門に全国から計311組がエントリーした。XDはどれだけアーティストに近づけたかを競う「完コピ部門」、ドリームガールズは創作ダンスを披露する「オリジナルコレオ部門」に出場した。

 XDは高校3年生から23歳の7人組で、韓国を拠点に活動する「XG」の「Woke up」を選曲。同曲はXGの中でも振り付けの数が多く難易度が高いという。前回大会の悔しさを胸に週1回の短期集中型の練習で、技術に磨きをかけた。

 評価対象に衣装や表情も含まれるため、友吉さんは「衣装は徹夜で仕上げ、表情は動画を何度も見返し鏡の前で練習した」と話す。本番は全員が練習の成果を発揮して踊りきった。今後の目標は「XG本人と踊ること」と目を輝かせた。

 ドリームガールズはスクール内のオーディションで選ばれた、小学4年生から22歳までの27人で構成。大人数のため、立ち位置が決まらないと動きがそろっていてもきれいに見えない難しさがあったという。メンバーは年齢もダンス歴も幅広く、年下のメンバーは先輩たちに追いつこうと自主練に励んだ。

 リーダーの高根沢瑚花(たかねざわこはな)さん(21)は「ノーミスでパーフェクトなダンスだったので、優勝だと確信があった」と振り返る。優勝が発表されると、全員で抱き合い喜びを分かち合った。

 両グループのダンスは大会公式YouTubeで視聴できる。