【大田原】道に迷っている高齢者を保護したとして、大田原署は17日、大神の主婦高橋有美子(たかはしゆみこ)さん(47)に感謝状を贈った。
高橋さんは昨年12月25日午後9時25分ごろ、車で通りかかった福原の路上で、手にレジ袋を下げとぼとぼと歩いていた女性(79)を発見。近くに買い物できる店はなく、「何か変」と感じたため、女性に声をかけて車に乗ってもらい、知り合いを通じ署に通報して寄り添った。
女性は車で10分ほどの場所に住まいがあった。仲山博隆(なかやまひろたか)署長は「冷え込んだ日だったこともあり、危険な状況。交通事故に遭う恐れもあった。保護は大変ありがたい」と語った。
高橋さんは女性の無事に胸をなで下ろす。大田原交通安全協会佐久山支部の女性部副部長でもあり「日頃からの注意が大切と改めて感じました」と話した。