黒羽大花市のポスターを手にする郡司会長

 【大田原】350年以上の歴史がある新春恒例の「黒羽大花市」が26日、黒羽向町の旧駅前通りで開かれる。

 大花市は1674年に黒羽藩主の命で始まったとされる伝統行事で、地域住民らによる黒羽花市世話人会などが主催。リオン・ドール黒羽店前から新聞販売店「エーエム企画・郡司新聞店」前までの約300メートル区間を歩行者天国にして開催する。

 会場には縁起物や飲食物などを販売する露店約90店が並ぶほか、大型テレビやゲーム機といった豪華景品が当たる恒例の抽選会も行われる。

 黒羽商工会長で世話人会の郡司昌尚(ぐんじまさなお)会長(66)は「長い歴史と伝統がある大花市で新春を楽しく過ごしてほしい」と来場を呼びかけている。

 午前9時~午後5時。(問)世話人会事務局090・2177・0712。