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 冬の味覚の干し芋作りが栃木県上三川町多功の「いしざき農園」で繁忙期を迎えている。

繁忙期を迎えた干し芋作りの天日干し作業=22日午前9時55分、上三川町多功
繁忙期を迎えた干し芋作りの天日干し作業=22日午前9時55分、上三川町多功

 同園では約3ヘクタールの畑で栽培した「紅はるか」を使い、従業員ら15人が干し芋を生産。厚さ9ミリにスライスした芋は約1週間、切らずに作る丸干しの芋は約3週間干して仕上げており、1日約120キロを出荷している。

 22日は従業員らが蒸した芋をスライスしたりビニールハウス内で網の上に並べて天日干ししたり、作業に追われていた。同園の石崎幸寛(いしざきゆきひろ)代表(72)は「芋の本来の甘さにこだわり、鮮度と品質を追求しています」と話した。

 作業は2月末まで続く予定で、干し芋は同園の直売所や直販サイトのほか、宇都宮市や下野市内の道の駅などで販売している。