利用者の定員超過に伴う減算をせず介護報酬を不正に請求し5200万円余りを受領したとして、栃木県は22日、福祉事業を手がける福祉舎(ふくしや)(鹿沼市北半田、野澤充(のざわみつる)社長)に対し、運営する通所介護事業所の新規利用者受け入れ停止6カ月の行政処分をしたと発表した。定員超過の減算を巡る不正請求の行政処分は県内で初めて。