宇都宮地裁

 佐野市内の住宅で2023年5月、長男=当時(43)=を包丁で刺殺したとして、殺人罪に問われた群馬県館林市、無職の女(71)の裁判員裁判論告求刑公判が23日、宇都宮地裁(瀧岡俊文(たきおかとしふみ)裁判長)で開かれた。検察側は「殺人という究極の選択はあまりに極端で短絡的」として懲役10年を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求めた。