絵本作家として活動していると、資料として出版社から絵本をもらう機会が多くなりました。自分で「いいな」と思う本も買っていたものだから、蔵書は1500冊を超えていました。

 益子町には図書館がありませんでした。図書室はありましたが、蔵書が少なく絵本も少ない。倉庫のような部屋は、子どもが楽しく絵本を探すような雰囲気ではありませんでした。