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 2月14日のバレンタインデーに向け、栃木県内の百貨店などで商戦が本格化している。東武宇都宮百貨店宇都宮本店では先週から特設売り場が設置され、連日行列ができている。

来店客でにぎわうチョコレート特設売り場=29日午前10時25分、宇都宮市宮園町
来店客でにぎわうチョコレート特設売り場=29日午前10時25分、宇都宮市宮園町

 売り場には国内外の36ブランドが集結し、チョコレートの物販やソフトクリームの実演販売を行う。今年はパッケージに趣向を凝らした商品が多く、食べた後も部屋に飾りたくなるような華やかなデザインの物が人気という。

 チョコレートの原料となるカカオ豆の価格高騰を受け、同店は焼き菓子などチョコレート以外のスイーツも充実させた。

 29日は午前10時の開店直後から多くの客が訪れ、すぐに売り切れる商品もあった。紙袋いっぱいにチョコレートを購入した宇都宮市中岡本町、主婦鈴木正子(すずきまさこ)さん(70)は「受験に合格した孫にプレゼントしたい」と笑顔を見せた。