次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側延伸について、宇都宮市は3日、LRT軌道を通す大通りの再編方針を公表した。中心市街地区間は歩行空間を設けるため、現在の片側3車線を1車線に減らすが、車がスムーズに流れるよう路線バスの乗降や荷さばきのための「停車帯」を設け、全ての交差点に右折レーンを設置する。
同日の市議会議員協議会で説明した。LRTの西側延伸は県教育会館前までの約5キロを整備区間とし、2030年開業を目指す。大通りは中心市街地を通過するだけの車が多い現状から、環状道路への迂回を促すなど車の流入抑制も進め「人中心のウオーカブルな空間」の実現を目指す。
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