高校生の自転車ヘルメット着用率向上に向け、県教委が県内高校生に募った推進キャラクターの表彰式が3日、県公館で行われた。最優秀賞には足利工業高1年須藤未羽(すとうみう)さんが考案した「まもる君」が選ばれた。今後、着用を促すチラシなどに活用される。
高校生に推進キャラクターを考えてもらうことで、主体的な着用につなげるのが狙い。2024年6~9月に、高校生から計59作品の応募があった。
須藤さんによると、「まもる君」は親しみを持ってもらうため、目を丸くするなど愛らしい特徴を取り入れた。交通に関するキャラクターだとひと目で分かるように、信号機色のボタンが付いた洋服を着せたという。
阿久澤真理(あくさわしんり)県教育長は「まもる君には交通安全のさまざまな取り組みの場面で活躍してほしい」と期待。須藤さんは「ヘルメット着用の努力義務が広く知られてほしい」と話した。
他の入賞者は次の通り。
大塚百恵(宇都宮工業高2年)青山昇磨、川田暁夢、三田千陽(足利工業高2年)