「とちぎヤングケアラーフェスティバル」が24日、JR宇都宮駅東口の交流拠点施設ライトキューブ宇都宮で開かれる。大人に代わって日常的に家事や家族の世話をするヤングケアラーへの理解促進や当事者、各支援機関のスタッフらが交流するきっかけをつくろうと、県が主催する。
お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の徳井健太(とくいけんた)さんが講演。徳井さんは子どもの頃、両親を頼れず、妹の面倒を見ていた時期がある。ヤングケアラーの実態や周囲の大人ができる支え方について、経験者の視点から問題を提起する。
トークセッションでは、子どもや若者の社会的孤立の予防や解消に取り組むNPO法人「とちぎユースワークカレッジ」(宇都宮市)の横松陽子(よこまつようこ)理事長と意見を交換する。
ワークショップ(WS)も会場で実施。群馬県住みます芸人で、ほうき職人としても活動するチョッキGT5000(じーてぃーごせん)さんが講師を担当し、参加者はデスク用品の掃除などに活用できるミニほうき作りに挑戦する。
チョッキさんは「気軽に参加し、気付きや発見があればうれしい。ほうきは子どもたちでも作れるので、一緒に楽しみたい」と呼びかけている。
午後1~4時。入場無料。講演は同2時開始。希望者は14日までに専用フォームから申し込む。WSは午後1、3時開始の2回。定員は各20人。(問)よしもとエリアアクション03・3209・8054。
(井上裕史)
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