栃木市藤岡町の南端は県境が入り組んでいる。渡良瀬遊水地西岸を抜ける県道佐野古河線は四つの県をまたぎ、市の事実上の「飛び地」、全国唯一とされる平地の「三県境」もある。理由を取材すると、経過も曲折していた。
「群馬県に入りました」
「埼玉県に入りました」
栃木市内から県道佐野古河線を南進すると、カーナビのアナウンスがせわしない。さらに群馬、栃木、埼玉、茨城と約6・7キロで県が6回変わる。全国でも珍しい4県を走る県道だ。
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