雨宮さんが運営する物件の室内。暮らすように旅ができる

 日光市今市地域で民泊施設が増加傾向にある。県のまとめによると、昨年10月末時点で届け出ているのは市内最多の27件。同地域に宿泊する外国人観光客も目立ち、市の集計によると、民泊が始まった翌年の2019年には前年比1730人増の3160人を記録。新型コロナウイルス禍の低迷を経て、23年に増加に転じ、同1490人増の1790人となった。関係者は、こうした傾向を地域経済活性化につなげる方策を模索している。