ケビン・ブラスウェル監督

 バスケットボールB1宇都宮ブレックスは24日、宇都宮市内の病院で病気療養中だったケビン・ブラスウェル監督(46)が同日死去したと発表した。

 米国出身で2021年に来日。23~24年シーズンにブレックスのアソシエイトコーチとして入団した。今季は監督に昇格し、1月12日の秋田戦まで指揮。4季ぶりの前半戦東地区首位に導く手腕を発揮していた。

 クラブは「2シーズンにわたってクラブの発展に尽力し、多大な貢献をしていただきました。彼の情熱と献身をしのび、深い哀悼の意をささげます」とコメントした。告別式は本国の遺族の意向で近く執り行われる予定。

 ブラスウェルさんは1月17日に救急搬送され、心臓の疾患が判明。緊急手術を受けたものの、合併症を起こして予断を許さない状況が続いていた。