栃木県庁

 福田富一(ふくだとみかず)知事は25日の県議会一般質問で、全国ワーストとなっている男女間賃金格差などの是正に向け、女性従業員の処遇改善に取り組む県内の中小企業に対し、1事業者当たり上限100万円の支援金を支給する方針を示した。男女間賃金の差異の公表や女性管理職比率の向上などを支給の条件とする方向で検討している。働き方改革を推進する人材養成やオンライン相談窓口も開設する方針で、女性のキャリア形成支援を加速させる。