友人らの支援を受け、一部手作業して施設を建てた飯村さん(左)

 【矢板】困っている人の交流の場にと、片岡、会社役員飯村定久(いいむらさだひさ)さん(81)が私費で石関の別荘地、コリーナ矢板に施設「のんびり家」を建て、3月3日に開所する。4歳時に事故で父親を亡くし、アルバイトをして家計を支えるなど苦労した半面、地域の人々に助けられた経験から恩返しの意味を込める。多くの協力を得ての開設で、利用者同士助け合いながらの運営を目指す。