【矢板】市内に在住・通学する高校生によるまちづくり団体「YAITA ALL DIRECTIONS(YAD)」は3月1日、末広町の矢板ふるさと支援センターTAKIBIで高校生カフェを開催する。飲食業者の監修の下、ひな祭りなどにちなんだ新メニューを手作りし、各品70食限定で販売する。
昨年6月に続き、本年度2回目の開催。より良い商品の開発に向け、同センターのシェアキッチン利用登録店「じみじみ」「P-FILE」に助言を求めた。
開発メンバー6人は2班に分かれ試作を重ねた。ドリンク班は地元産イチゴやリンゴを用い地域色を出した「手作りシロップサイダー」などを作った。
ひな祭りをテーマに「作って、見て楽しい」を意識したフード班はカステラをたこ焼き器で丸く焼き、3色の団子風スイーツなどを完成させた。
矢板東高2年福原遼(ふくはらりょう)代表(17)は「地域の人に協力してもらい、私たちにしかできないものができた。おいしさ、見た目とも自信がある」と来場を呼びかける。収益は活動資金に充てる。
午後1~4時。(問)市商工観光課0287・43・6211。