世界保健機関(WHO)によると、不妊の原因の約半数は男性にあるとされる。一方で県の相談窓口に寄せられる男性の相談は女性の4分の1程度にとどまり、「夫が協力してくれない」と嘆く女性も少なくないのが実情だ。男性不妊を専門とする自治医大医学部の安東聡(あんどうさとし)准教授は「不妊治療は男女が同時に始めるのが基本」とし、男性にも当事者意識を持つよう訴えている。
WHOによる不妊症の原因調査(2017年)によると、不妊カップルのうち、男性に原因があるのは24%。男女両方は24%で合計すると、約半分で男性に原因があるとされる。女性41%、原因不明11%だった。
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