チラシの掲出など準備を進める綾瀬朱里さん(仮名)=2月下旬、宇都宮市内

イベントのチラシを手に、来場を呼びかける綾瀬朱里さん(仮名)=2月下旬、宇都宮市内

チラシの掲出など準備を進める綾瀬朱里さん(仮名)=2月下旬、宇都宮市内 イベントのチラシを手に、来場を呼びかける綾瀬朱里さん(仮名)=2月下旬、宇都宮市内

 AYA世代(15~39歳)と呼ばれる若年がん患者に焦点を当てた啓発活動「AYAweek2025」が3月中旬、全国で展開される。宇都宮大峰ケ丘講堂では15日、当事者らが交流を深めるイベント「とちぎ発 AYA-Action」が開かれる。初回だった昨年は110人超が来場。県によるAYA世代への支援が拡充するなど、主催者は関心の高まりを実感している。運営担当の小山市在住、綾瀬朱里(あやせあかり)さん(29)=仮名=は「悩みはあるが『かわいそう』『気の毒』というイメージを持たないでほしい。生き生きとした姿を見てもらえたら」と力を込める。