栃木県庁

 県が14日発表した2025年度の人事異動で、60歳の役職定年となる職員は198人となった。うち164人が県や関係団体、民間企業で現職派遣や再就職などとなる。今回は定年年齢の段階的な引き上げに伴い、初めて61歳(24年度末時点)が定年退職を迎えた。定年退職者は132人。

《記事後半に役職定年となる部長級の再就職状況》

 県人事課によると、役職定年者のうち、128人は庁内配置となる。関係団体に現職派遣やあっせん、県人材バンクを通じて再就職するのは36人。定年退職者のうち80人は暫定再任用職員として庁内配置される。