LRT調査研究議連の設立総会で会長就任のあいさつをする増渕市議(中央)

 【鹿沼】宇都宮市で次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側延伸の計画が進む中、市議会の全23議員で組織する「市議会LRT調査研究議員連盟」が17日立ち上がり、市役所で設立総会が開かれた。市に隣接する宇都宮市大谷地区への延伸も検討される中、現地調査などを通じて事業の採算性などを学ぶ。今後市内への延伸の可能性を探る際の土台として、議員全員の知識向上を図る考えだ。

 宇都宮市はLRTを同駅西側の県教育会館まで延伸し、2030年の運行開始を計画。