男子3メートル板飛び込み決勝 準優勝した須山(日本水泳振興会宇都宮)の最終演技=東京アクアティクスセンター、磯真奈美撮影

須山晴貴選手

男子3メートル板飛び込み決勝 準優勝した須山(日本水泳振興会宇都宮)の最終演技=東京アクアティクスセンター、磯真奈美撮影 須山晴貴選手

 飛び込みの国際大会派遣選手選考会を兼ねた翼ジャパン・カップ第2日は21日、東京アクアティクスセンターで男子3メートル板飛び込みが行われ、県勢は2連覇を狙った須山晴貴(すやまはるき)(日本水泳振興会宇都宮)が準優勝した。パリ五輪代表の坂井丞(さかいしょう)(ミキハウス)が437・30点で優勝。須山とともに坂井も世界選手権の選考基準を満たした。

序盤に高得点連発

 2連覇を狙った男子3メートル板飛び込みの須山晴貴(すやまはるき)(日本水泳振興会宇都宮)は終盤のミスで首位を譲り、表彰台の頂点には立てなかった。ただ世界選手権選考基準は1位で突破し「試合に負けて勝負に勝ったという感じ」と苦笑いだった。