真岡市が整備した市総合運動公園市民球場で23日、開場記念イベントが開かれ、市内学童クラブや独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)の特別試合を市民ら約1850人(主催者発表)が見届けた。

開場した新球場で行われた栃木GBの特別試合に見入る来場者=23日午後1時50分、真岡市小林、超広角レンズ使用
約20億7千万円をかけ同市小林に整備した。市有施設で唯一、公認野球規則の規格を満たし、硬式野球の公式戦に対応する。4月5日から利用開始し、今後は栃木GBや高校野球の公式戦の開催も予定している。
市内の学童8チームから72人が参加した市学童オールスターゲームや、市出身の小倉由靖(おぐらよしのぶ)選手が主将を務める栃木GBと埼玉武蔵ヒートベアーズとの特別試合などが行われた。
セレモニーで石坂真一(いしざかしんいち)市長は「この球場から、プロ野球選手を目指す子どもが一人でも多く生まれることを期待している」と話した。
同球場の「初得点」を記録した真岡クラブの館野(たての)奏空(かなた)さん(10)は「広くてきれいな新球場で楽しく野球ができた」と目を輝かせた。