宇都宮市は24日までに新年度、発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)の検査態勢を強化する方針を明らかにした。市上下水道局は、これまで外部委託していた水道水の検査を自前で行うための分析機器を新たに購入し、検査の迅速化を図ることで安全安心の確保に努める。地下水についても、市衛生環境試験所が検査を担当することを視野に準備を進めている。