記憶の中の「電工リンク」には、屋根がない。当時のアイスホッケー日本リーグに加盟していた古河電工のホームリンクで、日光市清滝にあった。標高900メートルに近い。真冬の寒さは身にこたえた。試合を観戦する大人たちの多くは、コップ酒を片手に大声でヤジを飛ばしていた