福田富一(ふくだとみかず)知事は27日の定例記者会見で、発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)について河川や地下水で調査を行った結果、測定した全23地点で国の暫定指針値(1リットル当たり50ナノグラム)を下回ったと明らかにした。河川は下流域、地下水は地域バランスを考慮して測定地点を抽出した。25年度は県内全域の詳細な状況を把握するため、さらに測定地点を増やして調査する。