山梨県の旧・上九一色(かみくいしき)村は、富士山の麓にある自然豊かな地域だ。戦後、国による開拓事業で数百人が入植し、野原や森林を開き、酪農が盛んな土地となった。 静かな村に、オウム真理教の大規模進出が始まったのは1989年の夏だった。信者らはお経のような「マントラ」を大音量で流しながら、昼夜工事を続け、次々と「サティアン」と呼ばれる施設を建設。うち第7サティアンでは猛毒の神経ガス「サリン」を製造した...
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