第3クオーター、ドリブルで切り込むブレックスのニュービル(右)=長崎市のハピネスアリーナ

 バスケットボールりそなB1第28節は30日、長崎市のハピネスアリーナほかで12試合が行われ、東地区の宇都宮ブレックスは西地区の長崎と対戦、第3クオーター(Q)に逆転を許して65-77で敗れた。連勝は2で止まり通算38勝9敗、東地区首位は変わらない。

 脳震とうで欠場していた高島紳司(たかしましんじ)が復帰。第1Qは連続14得点などで21-11と好調な立ち上がりとなったが、第2Qで22失点を喫し35-33で折り返した。第3Qはターンオーバーから失点を重ね同8分に逆転されると、第4Qも25失点で突き放された。

 前日記録した長崎のホーム最多観客数を35人更新する5696人が訪れた。

 次戦は4月5日午後3時5分から、愛知県豊田市のスカイホール豊田で中地区の三河と対戦する。

 長崎に初めて土を付けられたブレックス。それも自慢のオフェンスがことごとく強度の高い守備にはね返される完敗だった。

 「ボールが動かない。自由を奪われた」。