市役所でさくらフェスをアピールする関係者ら

【矢板】市観光協会は5日、長峰公園で3回目となる「矢板さくらフェスティバル」を開く。希望者が夕暮れ時にタイの伝統的祭り「コムローイ」にならいランタンを飛ばすなど、終日楽しめるイベントとなる。

 同フェスは地域活性化を図ろうと、2022年に始まった。今回は昨年の準備期間をへて、2年ぶりの開催となる。

 午前11時開始。ステージではダンススクール、ジャズ・ビッグバンド、和太鼓グループなど7団体が演奏やダンスを披露する。会場には飲食など26店のブース、キッチンカーが並ぶ。

 メインのコムローイは午後6時、願い事を書いた和紙製の筒をヘリウムガスで浮き上がらせ、発光ダイオード(LED)の明かりが夜空を幻想的に染める。同2時から1基2千円、限定500個で販売する。

 漆原邦和(うるしばらくにかず)常務理事(44)は「市民の活力向上と市外の方が、来訪するきっかけづくりになれば」と来場を呼びかける。

 雨天中止。(問)同協会0287・47・4252。