鹿沼市茂呂の市花木センターで23種11万球のスイセンが咲き、斜面を鮮やかに彩っている。

斜面一面に黄色い花を咲かせるスイセン=3日午後1時35分、鹿沼市茂呂
同センターでは新規来場者獲得のため2023年度、西側斜面約1ヘクタールにボランティアらがスイセンとハナモモを植えた。スイセンは3日現在、全体の半数ほどが開花。週明けには見頃を迎えるという。この日は雨が降り続く中、黄色や白色の花々が冷たい風に揺れていた。

ハナモモが咲く斜面を黄色に染めるスイセン=3日午後1時40分、鹿沼市茂呂
御地合晋守(おちあいしんじ)理事長(67)は「ハナモモや桜も間もなく見頃を迎え、スイセンとの競演を楽しめそうだ。たくさんの人に来場してもらえるとうれしい」と話している。
13日まで「水仙フェア」を開催し、スイセンの咲く会場で野外アート展「春雷(しゅんらい)」も開いている。入場料500円。