【矢板】市は5日、市消防団に小型動力ポンプ2台を交付した。市内2分団のポンプが購入から20年経過し、稼働に支障をきたすおそれがあるため新調した。
ポンプは縦横約1メートル、重さ約100キロの可動式。狭い場所でも消火活動でき、積載車に載せて運搬できる。1台は富田地区を担当する第4分団第1部に、もう1台は泉地区の第5分団第4部へ配備する。
この日、辞令を受けた金井公利(かないきみとし)新団長(60)は「市民の安心安全のため、消防団全員が使えるように訓練しながらさらに精進する」と感謝。森島武芳(もりしまたけよし)市長は「ソフト、ハードの両面で後方支援したい」と話した。