後半33分、栃木シティのFW藤原(中央)が2点目のシュートを決める=CFS、広瀬華撮影

 明治安田J3第8節は6日、栃木市のシティフットボールステーションほかで5試合が行われ、栃木シティは福島に試合終了間際に追い付かれて2-2で引き分けた。栃木SCは八戸に0-1で敗れた。シティは6戦負けなしで通算4勝3分け1敗の勝ち点15、順位は二つ落として4位。SCは3試合白星なしの通算2勝2分け4敗で勝ち点8、順位は14位に後退した。

勝ち点2取りこぼす

 いかなる時もゴールに向かい続けて圧倒する。栃木シティはその哲学を貫き躍進してきたが、最後に“らしさ”が消えてしまった。終了間際に追い付かれ「最後の20分は受けてしまった」と今矢直城(いまやなおき)監督。フル出場のMF土佐陸翼(とさりくう)も惜しいドローに「勝ち点2を取りこぼした」と嘆いた。