人口巣塔で確認されたコウノトリの卵(栃木市提供)

擬卵との交換作業を進める市職員ら(栃木市提供)

コウノトリの卵と交換した木製の擬卵(栃木市提供)

人口巣塔で確認されたコウノトリの卵(栃木市提供) 擬卵との交換作業を進める市職員ら(栃木市提供) コウノトリの卵と交換した木製の擬卵(栃木市提供)

 【栃木】大川秀子(おおかわひでこ)市長は8日の定例記者会見で、渡良瀬遊水地第1調節池に設置したコウノトリの人工巣塔で産まれた卵4個を、偽の卵(擬卵)と交換したと発表した。卵は兄妹(きょうだい)のペアから生まれ、近親交配による繁殖は遺伝的多様性の確保が難しくなると専門家が判断したための対応。卵4個は専門機関の兵庫県立コウノトリの郷公園が回収し、研究に活用する。