【那須烏山】市はこのほど、4庁舎の計5課6窓口で、申請書類記入の手続きを簡略化する「書かない窓口システム」を導入した。
同システムはマイナンバーカードや運転免許証をカードリーダーで読み込み、タブレットから申請書を作成する仕組み。氏名や住所の記入を省ける。転入出や出生などの届け出の際、関連する必要な手続きを個人に応じて一覧にした案内票が発行でき、手続き漏れが防げるという。
タブレットは烏山と南那須両庁舎の市民課のほか、健康福祉課窓口がある保健福祉センター、上下水道課の水道庁舎に配置。市市民課の担当者は「手続きに迷わず、漏れを防ぐことを第1段階として、最終的にはワンストップ窓口を目指したい」と話した。