福井県が大阪・関西万博(4月13日~10月13日)の入場券を県内の全小中高生に無料配布する事業に対し、福井新聞の「ふくい特報班」(ふく特)に「家庭の事情で行けない子もいる」といった指摘が相次いで寄せられている。杉本達治知事は2月14日の記者会見で、教育効果と万博支援という二つの狙いを示した上で「親御さんにもご理解いただき、お子さんたちと一緒に行っていただきたい」と述べた。
県は本年度2月補正予算案に、万博こども招待事業として1億3641万円を計上。県内全ての小中高生に「チケットID」を配布し、ウェブ上で入場登録手続きをしてもらう。交通費や子ども以外の入場券は利用者の実費負担となる。

大阪・関西万博の開幕カウントダウン撮影で福井駅周辺を訪れた公式キャラクター「ミャクミャク」=昨年11月、福井市内
(福井新聞)
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