栃木市子ども食堂ネットワークのロゴマークを披露する佐藤代表(左)とebiさん

 【栃木】市内の子ども食堂など11団体でつくる市子ども食堂ネットワークのロゴマークが完成し、市藤岡保健福祉センターで6日、お披露目式が行われた。

 ロゴマークを活用してネットワークの活動をさらに促進しようと、藤岡町在住のデジタルアーティストebi(本名・海老沼洋介(えびぬまようすけ))さん(45)に制作を依頼。明るい水色とピンク色を基調に、笑顔の女性が子どもをおんぶした温かみのあるデザインに仕上がった。

 ebiさんは「子どもが悩んだり、迷ったりしたら、大人が助けてあげる、守ってあげるよ、とロゴで伝えたかった。支援やつながりが広がることに期待したい」と説明。ロゴの2人の姿はハートの形にも見えるという。

 ネットワークは2021年から、子ども食堂の普及啓発や新規立ち上げ支援、食品配布会などの活動を展開している。代表の佐藤祐樹(さとうゆうき)さん(43)は「温かく、優しく、楽しい雰囲気のロゴマークが完成した。たくさんの方に支援が届くよう、積極的に活用したい」と力を込めた。