9回、加藤のサヨナラ2塁打で杉山(手前右)が生還。歓喜に沸く白鴎大ベンチ=白鴎大野球場、井上孝男撮影

 関甲新学生野球春季1部リーグは12日、白鴎大学野球場ほかで第3節5試合を行った。白鴎大は常磐大を3ー2のサヨナラで下し、開幕3連勝を飾った。作新学院大は平成国際大の前に2ー18の六回コールドで敗れ、3敗目を喫した。

 次節は13日、白鴎大は午前10時から同大野球場で平成国際大、作新学院大は正午から矢板市のシステム興産スタジアムで関東学園大と対戦する。

九回に一気

 劇的なサヨナラだった。勝利を決めた一打に白鴎大ベンチはお祭り騒ぎ。藤田慎二(ふじたしんじ)監督は「よく粘ってくれた。この1勝は大きい」と笑顔で振り返った。