宇都宮ケーブルテレビなどが開発した餃子饅頭

 宇都宮ケーブルテレビ(宇都宮市材木町、大久保登志正(おおくぼとしまさ)代表取締役)は13日までに、ギョーザの形を模した菓子「餃子饅頭(ぎょーざまんじゅう)」を発売した。宇都宮餃子を販売するさつき徳次郎本店(宇都宮市徳次郎町)、老舗和菓子店の湯沢屋(日光市下鉢石町)とともに開発。観光客向けの新たな名物になることを目指す。

 開発は、同テレビの通販サイトでギョーザを販売していた同本店が、インバウンド(訪日客)向けの商品ができないかと同テレビに相談して始まった。同様に通販サイトを活用していた湯沢屋に話を持ちかけ、商品化が実現した。

 まんじゅう生地でこしあんを包み、ギョーザ型に成形。生地とあんの両方にバターをふんだんに練り込み、豊かな風味と口どけの良い食感に仕上げた。

 同本店で静岡県産の玉露とともに単品(400円)で販売する他、セットメニューのデザートとしても提供する。4月下旬ごろからはインターネット通販でも取り扱う予定。